Hamee(3134)~1Q好決算を受けての株価予想~個別銘柄分析②


第2回目の個別分析銘柄はHamee(3134)です。
私は現在(2019年9月)1株所有しています。
ここ数日持ってるHamee株がドーンと上がったので
(こんな感じ)
20190916_3134_Hamee株価.png
今の水準が割安なのか割高なのか…等、色々分析してみようという趣旨で分析してみました。
分析の方法などの少し詳しい理屈は、第1回の分析の所に少し書いてあったりしますのでご参照下さい(こちら

そして始める前にいつものお約束の話を!
ここから示すデータは、ヤフーファイナンスやMSNマネー、四季報、会社の出す決算資料等を参照して収集した会社のファンダメンタルの指標です。
数字の丸め方などで細かい部分は実際と異なる場合がありますのでご注意下さい。(桁が違うなど大間違いはしないように気を付けています)
逆に転記ミス等で間違っている部分があればご指摘頂けると助かります。
出来るだけ、私の主観をもとに記載している事はそれとわかるように書いていきたいと思います。
主観の部分は私の個人的意見や見解のため、参考にして頂いた上で投資は自己判断で行ってくださいね!


一般的内容
事業内容:スマホ、タブレット向けアクセサリーの小売、EC事業支援システムのプラットフォーム事業
ネットショップの運営及び自社で使っていたネットショップシステムの外部提供を行っているというイメージでしょうか!
市場:東証1部
時価総額:約145.8億(2019年9月13日現在)

売上が100億円付近からすると適正な株価水準にありそうなイメージです
前回も書きましたが、私は売上高と時価総額が似た水準で適正なレベルだとざっくり思っています
なぜなら→時価総額=売上高のとき、利益率10%でPER10倍、利益率5%でPER20倍となる計算だからです。

時価総額もまだ小さい銘柄なので、成長狙いの銘柄という位置づけになります。

直近の業績は以下(客観)
(計算内容の説明は前回の記事をご覧下さい)
20190916_3134_Hamee.png

主観
・順調にEPS・BPSが増加傾向、かつROEも直近3期が20%±ととても高い成長株
・直近2019年度のEPSが伸びていない部分が気になるが、これは事業拡大のための人件費の増加によるものと考えられる。
 実際に販売管理費が2019年増加して、販売管理費率が70%前半から77%に増加している。(利益はこれに食われている)
しかし、これが事業拡大への投資ならばその効果が出て売上利益が増大していくかが勝負の分かれ目になるだろうと思われる。
※実際に、通期の業績予想(2020年)は人件費増を見込んで減益予想となっているので注意


・下の売上の方の表をみて頂きたいが、粗利益率が年々上昇傾向であることは非常に良いと思う
 年々効率良く稼ぐことが出来るようになっているという素晴らしい傾向(スケールメリットなのか?利益率の高い事業の台頭なのか?など調査不足ではありますが)

・ROEが(ついでに粗利益率もだが)、ここ3期で急に増大している。
 何か新しい事業を始めたからなのか?経営手法のやり方が変わったからなのか?時流に乗って好調だったからなのかは不明…
 (本来はここの原因が今後傾向が継続するかの判断のために重要なのだが…)

・この直近5年の平均ROEで成長するとして、1年後の理論株価(現在と同じPER)は1007円±αであるので
現在値、906円はそんなに割安とは言えない程度の適正水準にあると考えらえる。(上がる前の700円くらいならば結構な割安)
ちなみにPER20倍として、予測株価1135円のため、これでも大して割安とは言えないだろう。すなわち適正水準

でもここ数日の株価上昇は1Q決算発表を受けてのものであるため、これについて考察をする必要があるでしょう!
ということで、上の5年間平均ROEでそのまま成長する!というのを保守的なストーリー①と据えて
他にストーリーを2つ考えてみました

ストーリー②~楽観ストーリー
直近3期の覚醒後(中二っぽい言いまわし)ROEの平均で成長
ちなみに覚醒後の平均ROEは23%です。配当を控除した真のROE(と勝手に呼んでいる。成長にかかる分という意味)で20.5%です

ストーリー③~もっと楽観ストーリー
これは、2020年度1Qの決算結果を反映して、通期の理論EPSを見積ったものです。
具体的には、2019年度の1Qでの利益(174百万円)と通期の利益(821百万円)の割合を
そのまま2020年度の1Qでの利益(291百万円)に適用して、通期の予想利益を計算するというざっくりした計算を行います。
これは、すなわち、昨年と同じ(似た)ペースや時期の波で今年も継続して売り上げと利益が発生すると仮定したのと同じです。

そうすると以下のようになります。
20190916_3134_Hameeその2.png
ストーリー②の場合には、理論株価1247円 PER20倍時に1405円となります。
ストーリー③の場合、EPSが大幅増で85円にもなります(それくらい1Qの利益は大きかった!)
その結果、理論株価で1509円、PER20倍で1700円となります。

・もともと人件費増を見越して、売上は増加を見込んでいるものの会社の通期予想は減益となっていました。
しかし蓋を開けてみたら1Qは売上が伸びているだけでなく利益も大幅に増加していました。(そのため株価が上に振れている)
・2Q以降会社の予定通り人件費増が利益を圧迫し、ストーリー③ほどの大幅な利益増とはならないかもしれませんが、
 1Qの決算を見る限り、通期は予想を超えてどこかのタイミングで上方修正が入るのではないかという個人的予測をしています(あくまでも個人的な予測です!)
その場合ストーリ②とストーリー③の間くらいに落ち着いてくれないかなぁという具合です。(願望)

以上を踏まえて、結論
①このまま上昇を続けた場合に買われ過ぎ!として一旦売る価格の目安は1800円越えからソワソワ…という感じで考えておきます。
これは前回の上昇時の上値、かつ、PER30倍越え付近、かつ、ストーリー①の5年後の理論株価の先取りとなる。かつ、ストーリー③の2020年の予想上値付近
②現状の株価(約900円)は、保守的にみると適正価格付近で割安ではないが、1Q決算を楽観的に考えるならば十分に割安水準
③上方修正が出ると踏んでその瞬間用に仕込むのも面白いかもしれない

リスク要因は、(1)そもそもストーリー①にすら乗らないほど外部要因が悪化するパターン
(2)Hameeの発表通り、人件費増で減益となり、以降人件費増の効果も表れない(ただただ利益が圧縮される)

1Q決算発表をみる限り、リスクは限定的であると思われますが、減益とならなくても会社発表通り人件費増でEPS前年並みで着地したとしても
市場は過剰に反応して(現在が適正価格付近にいるにもかかわらず)、株価は大幅に下落すると思われる
(しかし、その場合はそれはそれでチャンスですよね!)


分析してみて、所有している事に少し安心感が出ました。
ここから上がるようならば、あまり買い増しは考えたくない水準に突入
逆に大きく下がるようならば積極的に買い増ししたい
といったところでしょうか

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